ミニマルでシンプルな家best5

ミニマルでシンプルなデザインは、時代を超えてその新鮮さを保ち続けることができるものです。東京の建築家・近藤哲雄建築設計事務所が手がけたこちらのお宅は、白、淡いベージュ、そしてガラスといった色彩的にもシンプルにまとめられています。箱がいくつも組み合わさった形状の屋内は、各スペースが緩やかに、オープンにつながっています。どの空間にいても、窓から陽が差し込んでくる造りとなっているため、とても心地よく暮らせそうですね。本住宅については「茶屋が坂の家」でさらに詳しくご紹介しています。

Photo: Iwan Baan  

東京の建築家・石川淳建築設計事務所の手によるこちらのお宅は、三角屋根の白いファサードが印象的。中に入ると、小さな中庭を介してスキップフロアの各部屋にたくさんの光が降り注ぐデザインとなっています。部屋ごとを隔てる壁がほとんどないミニマルな造りですが、家族が各々作業に没頭できるだけの空間は確保されながらも、それぞれの気配が知覚に感じられる素敵なお宅です。本住宅については「坪庭のある三角屋根の家 OUCHI-32」でより詳しい情報がご覧いただけます。  

ナチュラルでアーティスティックな内装が魅力的なこちらのお宅は、静岡の建築家・mA-style architectsが手がけたもの。異なる種類の木の板がパッチワークのように壁や天井、窓枠などに取り入れられており、それ以外は白で統一されたミニマルなデザインです。LDK空間と隣り合うワークスペースのあいだには、濡れ縁を思わせるウッドデッキスペースが。開放的な大きな空間には、ロフトも設置されており、どこか遊び心が感じられる魅力的なお宅です。本住宅については「イドコロ」で他の写真もご覧いただけます。

Photo: Kai Nakamura  

大阪の建築家・arbolが設計したこちらのお宅は、閑静な住宅地に建つ平屋です。プライバシーを確保しつつ、身近な自然を取り込むべく、三つの中庭が作られています。限られた空間を住空間にしないのは惜しいように思われますが、実際のところ視界が開けていること、自然が感じられること、明るい室内が実現することにより、体感的には開放感のある空間となっています。木の香りも感じられそうで、家で過ごす時間が本当に心地よいものとなりそうです。本住宅については「明石の家 house in akashi」でさらに詳しくご覧になれます。

Photo: 下村康典  

ミニマルなデザインを取り入れるには、いろんなものをそぎ落としていくことが求められます。東京の建築家・蘆田暢人建築設計事務所が手がけたこちらは、リノベーション物件です。いくつもの部屋に分かれていた壁を取り払い、建物の構造が見えるまで資材の“断捨離”を行い、必要なものを必要なだけ加えています。コンクリートやヴィンテージっぽさの感じられる木材との組み合わせは、シンプルでありながらもリラックスできる空間を演出していますね。本住宅については「元浅草の住居」でさらに詳しくご覧いただけます。

Photo: 繁田諭  

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