傾斜地に家を建てるメリットは?

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何か心に響くものがあって「ここに家を建てたい!」と思った土地が傾斜地だったらどうしますか?心配なことも多いですが、そこから眺める景観はネガティブな思いを払拭するだけの魅力がありますね。今回は、傾斜地に家を建てるメリットについてご紹介していきます。

何といっても眺望のすばらしさ

傾斜地に建っている家の魅力は、何といってもその眺望のすばらしさではないでしょうか?写真の住宅は一級建築士事務所アトリエフーガが手掛けたものですが、家の背景に空しか見えないということが標高の高さを感じさせますね。道路から直接入ることができる玄関は二階部分にあたり、一階部分は一部が地下となります。こちらの家の中から望む景観はとにかくダイナミックで、その眺めが住空間をさらに上質なものに演出しています。

夜もオープンにできる

外部からの視線が気にならないのは傾斜地に建つ家のメリットですが、そのことは夜になるとさらに実感できます。市街地では、家の中に電気が灯ると外から丸見えになるのでカーテンやブラインドを閉めることになります。しかし、山の斜面に建つ家では、そんなことも気になりません。夜も窓を全開にして木々の香りを楽しみながらバスタイムを楽しむことも可能です。

半地下を利用したビルトインガレージ

こちらの傾斜地に建つ家は、傾斜を利用して地下一階部分にビルトインガレージを設けました。大切な車を家の中に収納できるガレージは防犯の上から言っても理想的です。その上、半地下となる部分に設けられているので個性的な外観デザインの邪魔になりません。このように地下部分を利用できるのも傾斜地のメリットです。

静かな時間が持てる

こちらの傾斜地に建つ家はオースリアから。これはアトリエとして使われている家ですが、なんだか山から飛び出してきたようなユニークな形をしています。山の斜面に建った家は外部からの視線がほとんど気になりません。谷側にとった大きな開口からは風景以外何も目に入りません。こんなアトリエは、一人静かに時間を過ごすための理想的な空間といえるでしょう。

異なる外観の魅力

こちらの住宅、一見平屋のように見えますね。実はここは3階部分にあたります。道路側の外観は写真でもわかるように仕上げに木を使っているので少し和風な感じがします。しかし、下の2層はコンクリートの打ちっ放し仕上げになっているので、反対側から見るとモダンな外観です。このように傾斜地に家を建てると、山側、谷側と家の表情が異なってきますが、それもまた傾斜地に建つ家の魅力の一つです。

たっぷり自然光を取り入れられる

傾斜地に家を建てるとたいていの場合、谷側には太陽の光を遮るものはありません。そして、こちら側はプライベートの確保にも問題がないので最大限に開口をとることが可能です。そんな大きな窓があれば、家の中からの眺望はもちろんですが、外から自然光をたっぷり取り入れることできるので、家の中はいつも明るく気持ちのいい空間が保てます。このことも傾斜地に家を建てるメリットといえるでしょう。

【傾斜地など変形敷地については、こちらの記事でも紹介しています】

 変形敷地でも快適で魅力的な住まいにする方法まとめ

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