寝室をより安らげる空間に!その配置方法における5つのアイデア

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
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寝室は、2階建てであれば2階に配置されたり、あるいは家の中で最も静かな家の一番奥に置かれることが一般的だと思います。もちろん、そうした間取りが一番合っているという家庭もあると思いますが、そうした決まりきった配置の仕方の他にもベッドルームをより快適にしながら、家全体としてもより豊かな空間にしていくプランニングの方法もあります。そこで今回は、家の中における寝室の配置の仕方についてのアイデアを紹介していきましょう。

寝室とLDKの間に中庭を設ける

寝室は家の中でも静かな場所に配置したいという方は多いと思いますが、そのための方法として、寝室とLDKの間に中庭を設けることがまず挙げられます。2つの空間を距離を空けて配置するには廊下を挟むこともできますが、中庭を取り入れることにより、ベッドルームに十分な静けさがもたらされるだけでなく、2つの空間が広々とした開放的なものにもなります。さらに、こちらの住まいのように中庭にウッドデッキを敷けば、2つの部屋を行き来しやすくなるとともに、窓を開ければ中庭、さらには寝室までLDKの空間が続いているような、部屋の広がりを感じることができます。

動線を分ける

プランニングをしていく上で動線を考慮していくことは重要なポイントの1つです。その時に、寝室へつながる動線と、家事動線や来客動線などが交わらないような間取りにしていくことも1つの方法です。こうした考えを持ってプランニングをしていくことで、家の中のにぎやかな空間から切り離された静かに休むことができるベッドルームにすることができるでしょう。こちらの住まいでは、主寝室へは家族用の玄関を通してだけつながり、ゲスト用のホール、廊下を通って、LDKやサニタリー、子ども部屋などへとつながる間取りで、ベッドルームは離れのような丁度いい距離感で配置されています。

▶「住まいの写真」ページでは様々な種類の玄関を紹介しています。◀

※ 玄関の写真ページ

テラスでつながる

寝室をリビングなどの生活空間と離れすぎず、また隣り合うような近すぎることもない適度な距離感を保った間取りにしたいという方もいらっしゃるでしょう。そうした時は、テラスで2つの空間をつなげてみてはいかがでしょうか。最初のところで同じようなことを述べましたが、そこではLDKと寝室が対面するような位置関係でしたが、ここでは、こちらの住まいのように90度角度を変えながら、2つの部屋の距離をしっかり保ちつつ、同時にテラスでつなげることにより、中庭を中心とした一体感をもたらしています。

吹き抜けに面する寝室

リビングダイニングに吹き抜け空間を設けて、天井の高い明るく開放的なLDK空間にしたいという方も多いと思います。そうした時に、その吹き抜けに面する場所に寝室を配置することも1つの方法です。これによって、家のどこからでも家族とコミュニケーションをとったり、気配を感じることができるような家族団欒の住まいにすることができます。こちらの住まいでは、LDKの上にベッドルームを配置することで、LDKから見ることができる絶景を寝室からも同様に眺められるように考えられています。

【家族団欒の住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ 家族団欒の温かい暮らし!家族の繋がりが感じられる住まいにする6つのアイデア

外の風景で安らげる配置

最後に、寝室はやはりしっかりと睡眠することができる安らぎの空間である必要があります。リビングやキッチンといった生活空間との距離感も大事ですが、同時にベッドから見える風景にもこだわってみてはいかがでしょうか。家の間取りを考えていく際に、まず安らぎや癒しを感じられる風景が見える場所に寝室を置いてみて下さい。自然と、ベッドへ行くことが楽しみとなったり、朝目覚めた時に外に見える景色によって気持ちよく起きれるような寝室となるでしょう。

【寝室については、こちらの記事でも紹介しています】

 ※ 寝室を快適な空間にするために知っておきたい6つのこと

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