モノクロームのアトリエのある家

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ハコノオウチ01, 石川淳建築設計事務所 石川淳建築設計事務所 Cocinas de estilo minimalista
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モノづくりをする人にとっては憧れのアトリエ。もちろん、作業がしやすくて居心地が良くて、飾れるような場所ならどんな空間でもアトリエになるかもしれません。そこで新たにプランするアトリエを兼ねた住まいならどんな空間が理想ですか。ご紹介するのはモノトーンカラーでまとめられたミニマルなアトリエ兼住宅です。石川淳建築設計事務所が手がけるこちらの「ハコノオウチ01」は、銅版画家の為のアトリエのある住まいです。敷地は幅が5m奥行き20mの細長い形状が特徴的です。奥行きのある住空間はスキップフロアでつながりや気配をも感じられるシンプルで機能的な住まいです。

真っ白な壁が印象的なファサード

都市部をロケーションとした本建物、幅は5m奥行きが20mという長方形の敷地に建ち、接道から見る外観は箱型の真っ白な外壁が特徴的なシンプルなデザインです。建物の上部に設けられたワイドな開口は平たんなファサードにアクセントとしてモダンな印象にも。プライバシー性にも優れたデザインは一階正面からは住人の気配を感じることはありません。

モノクロームのアトリエスペース

一階にあるアトリエスペースへと踏み込むとホワイトカラーをベースにアクセントのようなブラックカラーが所々に散りばめられたモノクロームの空間が印象的です。簡素にも思える空間ながら、どことなくじわりと存在感を感じるインテリア。天井には長手方向へ一本力強く伸びるような照明もまた印象的。開口はハイサイドライトとして、外部からの視線を感じることなく開放感を得ることが出来ます。

壁一面に続く壁面収納のある住空間

二階に設けられた住居スペースはスキップフロアで連続感と空間の広がりを感じられるデザインに。シンプルなテイストを保ちながらも、フロアには明るいトーンの木素材を用いて温かみの感じられるインテリア。各フロアが共有する大きな壁には壁面一杯の収納スペースとすることで、余分な家具を増やすことなく生活品、家電、書籍をスッキリと収めることが出来ます。

日の移ろいを感じさせるトップライト

都市部をロケーションとするとプライバシーやセキュリティ面においてサイドに十分な開口が設けられない分、天井に開くトップライトは欠かせません。真っ白な壁を伝う光の筋が何とも心地のいい空間を演出しています。日の移ろいを感じることのできる空間に。

ワイド開口で視界の広がりを感じる気持ちのいい空間

ファサードにみたワイドな開口があるのは、眺めのいいキッチンスペース。開口に添って設けられたカウンターテーブルは、ちょっとした朝食や軽食を取る場所としても、ワークスペースや家事を済ます場所としても活躍しそうです。外部との目線高さが大きく異なることによって外部の風景を味わいながらゆったりと過ごせる居場所です。

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