光と木のぬくもり溢れる家族団らんの家

Michi Koba Michi Koba
Aさんの家, 小栗建築設計室 小栗建築設計室 Casas de estilo escandinavo
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今回ご紹介するのは小栗建築設計室が手掛けた夫婦+こども二人の四人家族のための住宅です。クライアントが要望したのは「こどもたちがのびのび過ごせる日当たりの良い家」。木をふんだんに使ったぬくもり溢れる居住空間から今にも家族の笑い声が聞こえてきそうな、家族団らんのための住まいです。

大屋根の印象的な外観

敷地は区画整理の終了した住宅地の一角。家全体を包み込むような大屋根が特徴的な、そしてヨーロッパの住宅のような雰囲気が漂う外観です。レンガ調タイルが張られたバルコニーの腰壁が白い外壁にアクセントを加えています。シンプルでクラシック、見る人をどこかほっとさせるような佇まいです。

家族を温かく迎える玄関

広々とした玄関ホールは木のぬくもりが感じられる暖かな雰囲気で家族を迎えます。絵や花を飾ることができるカウンターが正面にしつらえられ、空間の雰囲気づくりに一役買っています。このカウンターの裏はウォークインクローゼットになっており、家族のワードローブとして重宝されています。

全開放建具のあるこども部屋

トップライトからの光が気持ちの良いこども部屋。今のところひとつながりの空間ですが、こどもの成長に合わせて将来二つに分けることができるよう、あらかじめ二つのドアが設けられています。そしてリビングの吹き抜けに面した部分には全開放できる建具が設置してあり、閉めればプライベートが確保され、開ければリビングとのつながりを感じられる空間となります。

家族のつながりを感じられる空間づくり

こちらはリビングからこども部屋を見上げた様子。先ほどご紹介した全開放できる建具にはガラスがはめ込まれ、閉めている状態でも柔らかに光を通します。開け放てば大きな開口となり、リビングとこども部屋が家族の気配を感じあえる、そして直接コミュニケーションのとれる一体的な空間となります。

造作家具が素敵なフリースペース

2階にあるフリースペースも天窓がある明るい空間です。木がふんだんに用いられ、ナチュラルであたたかみのある雰囲気ですね。造り付けの机と棚も素敵です。造作家具は空間を有効利用できますし、その家に合ったデザインで作れますから、一体感のある空間づくりにはもってこいです。床の一部がすのこ状になっているのは1階へ光を届けるためだそうで、建築家の快適な空間づくりへのこだわりと工夫が感じられますね。

遊び心溢れる主寝室

こちらは主寝室、ロフト、ウォークインクローゼットのあるスペースです。吹き抜けの天井が気持ちの良い空間ですね。クライアントの書斎スペースとなっているロフトには丸窓があり、屋根裏の隠れ家のような雰囲気の場所となっています。そしてその下にはウォークインクローゼットが。寝室に面して明かり採りのための小窓がしつらえられています。また左下のドアは小屋根裏収納スペースへの入口ですが、子供たちの好奇心を刺激するような小さなつくり。こんな遊び心も楽しいですよね。

広々使い勝手の良いキッチンカウンター

キッチンのカウンターも木製造り付けのもの。大きくてとても使いやすそうですし、下の大容量の収納スペースも嬉しいですね。ここでは開けたままでも作業の邪魔にならない引き違い戸が採用されています。

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