浴室や洗面所がタイルだ、またはタイルを検討している、という方は多いはずです。耐久性が高く清潔感と審美性も持ち合わせたタイルはバスルームにぴったりの素材です。真っ白なタイルで空間を統一したミニマルなデザインも素敵ですが、もしあなたが他のタイルの組み合わせを望んでいるのなら今日の特集をぜひ読んでください!今回は美しくて個性も感じるタイルの組み合わせおすすめ7選をお届けします。
まずはインパクトのある組み合わせから。ゴージャス&グラマーなブラックxゴールドの組み合わせです!間違いなく豪華で特別感のあるバスルームとなるこの二色ですが、デザインのポイントは、よく見るとインダストリアルスタイルで人気のメトロタイルが使われている点です。工業製品がくどくなりがちな黒x金の組み合わせを少しだけカジュアルに、ゴールドの部分に模様が入っているので照明や鏡はシンプルにするなどバランスの取り方が現代的。白や青のタイルが飽きた方、思い切って挑戦してみては?
バスルームの天井や床が木材で、その温かみや居心地の良さを維持したいがタイルも併用したい、という場合はブラウンやベージュといった茶系のトーンのタイルが正解です。さらに丸みのある白い陶器の柔らかい雰囲気にも合わせたいなら白を少し加えればOK。
浴室のタイルと言えば青、水色、白… 何十年も前からある概念ですが、今敢えてその組み合わせを選択するのもアリ。シンクやシャワー室、鏡や照明などをシャープでモダンなデザインにすると、レトロな組み合わせのタイルとのギャップで現代的なミックススタイルが出来上がります。
続いても水を思わせるタイルの組み合わせ。しかし先ほどよりも緑が強い色調でエメラルドグリーンの地中海を思わせます。または海よりも森を想起する人も多いかもしれませんね。緑は色彩心理学では目と精神を癒す効果を持っているとされています。疲れを癒すバスタイムにぴったりです。浴槽のコッパーが緑と高いコントラストを作成し、洗練された雰囲気のバスルームに見せています。
バスルームのスペースを分けるためのタイルの良い使用例がこちら。赤いタイルがシャワーエリア、ベージュとブラウンのタイルが洗面&トイレスペースというように、オープンスペースを色で区分しています。
色の組み合わせだけでなく、赤は赤でも壁面は柄の入った大判サイズ、床は小さな無地タイルというようにデザインの異なるタイルを使い分けることで、統一感がありつつも多様性のあるバスルームとなっています。
複数の色を使うモザイクタイルでは色の系統を統一するとバラバラな印象にならず、DIYでタイルを設置する場合も色の組み合わせの失敗が少なく済みます。でも、上級者の方にはこちらのようなデザインにもぜひ挑戦してみて欲しいのです。ベージュ〜サンドなど温かな暖色系カラーをメインにしつつ、寒色系のブルーを投入した上級者向けモザイクタイルです。ひと味違った仕上がりに、バスルームの魅力もアップします!
いくつか色の組み合わせを紹介しましたが、ピンと来るものはありましたか?まだお気に入りが見つからない… という方にはシンプルイズベストな組み合わせ、ブラック&ホワイトのタイルをお見せしてこの特集は締め。シンプルなモノトーンも柄によってはこちらのようなアールヌーボー調であったり、大きな市松模様ならアバンギャルド、タイルの形状と組み合わせによって貴族風や媚びないモダンスタイルにも対応します。
後悔しないバスルームタイルを選ぶコツは、やはり多種多様なデザインをできるだけ多く見ること。ほぼ無限にデザインがあるのが難点ですが… ぜひあなたにとってのベストを見つけてくださいね!設置はタイル&石材の専門家に相談してみましょう。