子供と暮らす5軒の家

Kiohde Hayai Kiohde Hayai
​River side house / House in Horinouchi, 水石浩太建築設計室/ MIZUISHI Architect Atelier 水石浩太建築設計室/ MIZUISHI Architect Atelier Dormitorios infantiles de estilo moderno
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家を建てる際に頭を悩ませるのは何でしょうか?その1つは子育てに関わることかもしれません。家で子供を育てるとなると広い場所が必要です。そして子供の様子がわかるような家の間取りも必要でしょう。そして子供が大きくなれば、専用の子供部屋も必要になってきます。そこで今回はこうした子育てのことを考えた5軒の家について紹介したいと思います。

引き戸が生み出すフレキシブルな空間

子供がいれば子供部屋はいつか必要になるもの。ですが子供が小さい時から確保しておくのは少しもったいないかもしれません。子供が小さいうちは子供部屋を他の目的に使い、部屋が必要になれば使えるようにすれば、限られた空間を有用に使うことができるでしょう。そこで紹介したいのは株式会社エキップが手がけたマンションのリノベーションです。こちらではキッズスペースを設けています。ただしそれとリビングルームとの間に引き戸を設けているため、戸を開ければ1つの空間にすることができます。そのため広く使いたい場合と、子供が部屋に籠りたい場合と状況に分けて使うことができます。もちろん、こうした部屋の仕切りは子供が大きくなった時にも対応することができるでしょう。

大人も子供一緒に遊べるすべり台

家は住むための場所です。ですが、それが遊べる場所でもあったら、家族にとって大きな意味を持つでしょう。子供と大人が一緒に何かに夢中になれば、家族の繋がりも深まります。そこで紹介したいのは家を遊び場に変えてしまった「中目黒の家」。それは建築設計事務所LEVEL Architectsによって建てられました。こちらの家で各階を結ぶものは、なんとすべり台。階段もありますが、移動する際にすべり台でさっと移動できるのです。もちろん移動するだけでなく、遊び場にもなります。大人も子供も遊びに夢中になって同じ時間を共有することができるでしょう。

小さな家でも子供のための空間

子供たちの部屋を設けたいけれど、敷地が狭いため、大きな家を建てることができないこともあるでしょう。ですが、たとえ小さな家であっても子供たちの空間を作るのは不可能ではありません。そこで紹介したいのは僅か15坪の敷地に建てられた家です。その家を手がけたのは水石浩太建築設計室です。こちらの家では狭い敷地の空間を余すことなく使っています。そんな家で子供部屋が設けられたのはロフトの空間。2階建ての家には屋根裏が無いため天井が高くなっています。そこでロフトが設けられて、子供のための部屋になっているのです。たとえ小さな家でも子供のための空間を設けることはできるのです。

家族の繋がりを感じられる家

両親や子供が一緒に家に住むとしたら、家族の繋がりを感じることが重要でしょう。一緒にいても家族の繋がりを感じられなければ、子供との関係も難しくなってしまいます。そこで紹介したいのは山本陽一建築設計事務所が手がけた家。それは家族の繋がりを感じられる空間になっています。家の中心にあるのは吹き抜け。その周りをスキップフロアが設けられ、部屋と部屋とを結びつけています。吹抜けの壁には窓が設けられ、周りの部屋を見渡すことができます。このように家の中は緩やかに繋げられているため、家族の気配を常に感じることができます。もちろん家族の気配はその繋がりを深めてくれることでしょう。

家族の変化を受け入れる家

子供たちの成長は早く、気付けば学校に入り、そして独り立ちして家を離れていきます。そうなると子供部屋が必要となります。ですがその期間も決して長い訳ではありません。そんな家族の変化に対応する家となると決して多くはないでしょう。建築事務所ナフ・アーキテクトアンドデザインは、このような変化に対応した家「A House Made ofTwo」を建てています。家の構造は1軒の家が中心部分がくり抜かれて2軒に分かれた形をしています。このような家は母屋と離れの役割を果たし、離れは子供が大きくなった際には子供部屋として使うことができます。そして子供が独立すれば、学生や単身者に貸し出すことができるでしょう。ここでは家族の変化を受け入れられるような自由な家の使い方ができるようになっているのです。

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