「大人」の雰囲気でまとめる寝室作り

Nami Sasaki Nami Sasaki
homify Dormitorios de estilo moderno
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寝室の雰囲気作りって意外と難しいですよね。ただ寝るためだけのスペースにはしたくないと思いつつも、リビングやキッチンに比べると、インテリアに気を配る優先順位はどうしても下がってしまいがち。今回は、寝室を「大人」の雰囲気でまとめあげた例を10選ご紹介します。時にスタイリッシュで、時にゴージャス。そして時に色っぽく… と、様々なテイストの「大人」らしさを参考に、ぜひお宅の寝室もお洒落に変身させてあげてください。

昔々あるところにランプがありました

まず初めにご紹介するのは、ぜひ寝室の枕元に置いて欲しいこちらのランプ。東京を拠点に活躍するデザイナーによって手がけられました。こちらはなんと飛び出す仕掛け絵本のように、開くと電気が灯る仕組みになっているのです。ランプ自体も、レトロで可愛らしい雰囲気。ベッドサイドに本が置いてあるわ、と手にとって開いてみると、ランプが出てきて周りを明るく照らす… なんて、夢のある演出ですよね。子供心を忘れない大人の女性にぴったりの照明です。

自然とともにあるべき姿

こちらはドイツの家具デザイナーedictum – UNIKAT MOBILIARが手がけた、木のぬくもりたっぷりな寝室。ベッドは表面にワックスをかけただけで、他は荒々しさを残した野趣溢れる仕上がりとなりました。開口部にも木枠が用いられ、そこから見える野生的な自然の厳しさを感じることができます。自然と一体となり、本来人のいるべき立ち位置を教えてくれるかのような、寝室です。

オットマンのある優雅な寝室

こちらはロシアのインテリアデザイナーMushlov Projectが手がけた寝室。差し色の赤が効いた、大人の女性のための寝室です。大きな鏡に豪華なシャンデリアは、女性なら誰もが憧れるインテリアそのもの。ベッドの足元に置かれたスツールは「オットマン」と呼ばれ、本来足や荷物置き場として使われるものですが、もちろんカウチとしての使用も可能。ベッドに入ったまま朝ごはんをいただくなんていう、贅沢な使い方も出来てしまいます。

革張りベッド

Arthur Tall Faux Leather Bed homify Dormitorios de estilo moderno Camas y cabeceros

まるで革張りの巨大なソファのような、こちらのベッド。イギリスの家具デザイナーLiving It Upによって手がけられました。ヘッドレストがここまで高さのあるものだと、さすがに存在感がありますね。ベッドがインパクトがある分、リネンはシンプルなものを揃えて。大人の男性にこそオススメしたい、お洒落な寝室です。

最高の眠りを追求

ずっしりとした重厚感が印象的なこちらのベッド。桐里工房が手がけ、社名が示す通り、総桐造りという、なんとも贅沢な使用になっています。しかも、使用したのはただの桐ではなく、サーモウールが閉じ込められた羊毛桐材。夏は涼しく、冬は暖かくという、夢のようなベッド作りを実現させました。眠りの質を向上させるための、大人のベッドと言えるでしょう。

クラシックスタイルでまとめて

こちらはイギリスの家具デザイナーRoyz Furnitureが手がけた寝室。インテリアと言うより、調度品と言うに相応しい、高級感のある家具が並びます。黒光りする木の細かい装飾が、なんとも歴史を感じさせますね。大人らしくモダンで都会的に、というと、どうしてもブラックやホワイトの家具を選びがちですが、このようにヨーロッパテイストでクラシックな雰囲気にまとめても、大人の空間を演出することは十分可能です。その際には、深いブラウンやアイボリーを基調とすると、インテリアもうまく引き締めることができますよ。

固定観念にとらわれずに

ベッドは四角いもの、という概念を覆すこちらのベッド。イタリアの建築家Bolzanlettiの手がけた寝室です。白とグレーの組み合わせは、大人らしくシックに決まる、鉄板の色使いです。円型のベッドはきちんとヘッドレストが2人分ついているので、まくらが落ちる心配もありません。暖炉の火も暖かく、肢体を思いっきり伸ばして、快適に眠れそうでうよね。

ブルーを基調に

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こちらはオーストリアのテキスタイル会社F. LEITNER KGによる、自社の製品を使ったインテリア例。光沢のある艶やかなブランケットが、高級感を醸し出していますよね。レンガ造りの壁にも、青みがかった色が入っていて、どことなく調和しているのが感じられます。基調となる色をひとつ決めたら、できる限りそれに沿って揃えると、素材の違いがより際立って、面白い効果が生まれますよ。

木を使ってシックに

こちらはドイツの家具デザイナーRattania GmbHが手がけたベッド。部屋のインテリアから、ベッドリネンに至るまで、すべてが木のもつ素朴な表情を写し取っていて、統一感がありますよね。シックで落ち着いた雰囲気にまとめられた寝室は、まさに大人のための寝室といった雰囲気です。ベッドの下が本棚になっているのも、ちょっとした遊び心が感じられる、小粋な演出です。

書斎?いやダイニング?それとも寝室?

こちらは長野を中心に活躍する建築家Nobuyoshi Hayashiによってリノベーションが行われた、住宅のリビングダイニング。すぐそばに設けられた、こちらのボックス型の小部屋には、両脇には本棚が備え付けられ、まるで書斎と簡易的な寝室が一体となったかのよう。ゴロンと横になりながら読書にふけったり、腰掛けてダイニングにいる家族と会話も楽しめたりと、寝室、書斎、ダイニングのすべての機能を同じ場所に持ってくることで生まれた、個性的な使い方です。

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