どうしたら暖房費を節約できますか?

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Elk – sanfter Riese auf warmer Merinowolle , Lenz & Leif Lenz & Leif Salones de estilo escandinavo
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寒くなってきたこの季節、みなさんはどのように家の中を暖かく保っていますか?最近は家を建てる時、できるだけ電気に頼らず自然を使った暖房を望む方が増えてきたと聞きます。“地球にやさしく暮らす。”これからはやはりこのことが重要なテーマになってくるのでしょう。では、どんな方法で電気をできるだけ使わず暖房費を節約できるのでしょうか?

1.外断熱工法

コンクリートの素材感がスタイリッシュなこちらの住宅はATELIER HARETOKE CO., LTD.によって手掛けられました。写真からもわかるように室内は開放的な空間が広がります。断熱材を裏打ちしたFRC型枠を使った外断熱工法を取り入れて建てられたそうですが、開口部にも高性能のアルミ・木複合サッシを用いることで年間を通して快適な室内環境が実現しました。コンクリート素材にネガティブなイメージを持っていた方も、今後さらに進化していくと思われるこの「外断熱工法」をチェックしてみる価値がありそうですね。

写真:矢野紀行

2.蓄熱式床暖房

自然光が入り込む広々とした空間からその暖かさが伝わってきそうなこちらの住宅は「基礎蓄熱床暖房」を採用して建てられました。設計を手掛けたANDFUJIIZAKI一級建築士事務所によると、基礎の中に設けた床暖房で基礎全体が熱を溜め込み家全体が程よく暖まる快適な住空間になっているそうです。そして、窓から入り込む太陽の日も部屋に暖かさを運んでくれます。これだけ大きな開口があると冬でも日中はぽかぽかして暖房がいらなくなるに違いありません。
写真:畑 拓

3.床下暖房パッシブ換気システム

雪の多い寒冷地に建てられたこちらの住宅は「床下暖房パッシブ換気システム」を取り入れて計画されました。設計を手掛けたキタウラ設計室によると、床下暖房パッシブ換気システムとは、1階の床下に放熱器を集中させ給気の予熱を行い、暖かい空気は上へ冷たい空気は下へ動くという自然の原理を利用して、室内を暖気が上昇し、冷えた空気は再び床下へと循環する自然換気方式のことだそうです。この換気システムによって穏やかで暖かい快適な空間が可能になりました。

5.床にラグマットを敷く

大抵は寒さというものを足元から感じます。今暮らしている空間を早く暖かくするためには床に写真のようなラグを敷きましょう。ふわふわな感触は暖かく幸せな気持ちにしてくれます。フローリングの床に一部だけ暖かな心地よい場所を作ってみましょう。窓から入る光の暖かさも加わって、きっと気持ちの良い時間が過ごせることでしょう。

4.薪ストーブ

薪ストーブの暖かさは他の暖房の暖かさと全く違います。それは部屋中の空気がふんわり暖かくなるというイメージがぴったりです。そのうえ空気を汚さず不快な臭いもありません。写真のリビングダイニングには鋳鉄製の薪ストーブが置かれていますが、これがあるだけで部屋の雰囲気がとてもおしゃれになりますね。薪ストーブには当然“薪”が必要になってきますが、暖かな気持ちの良い部屋を思い浮かべると、薪割も暮らしの中の楽しみに加えられそうですね。

6.アクセサリー

最後に寒い夜の頼もしい味方をご紹介しましょう。こちらはドイツのLENZ&LEIFが提供する湯たんぽです。トナカイのデザインがとても可愛いですね。この湯たんぽを寝る前30分くらい前に布団の中に入れておきましょう。そうすると、あとで布団に入った時うれしくなるほど暖かくなっています。寒い日も良い眠りにつけるように、こんな頼もしいアクセサリーを一つ持っておくのもお勧めです。

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