床は目に見える範囲も広く、直接体に触れる部分です。どんな素材にするか、色、柄で空間の印象ががらりと変わりますよね。たくさんの素材も色もあってなかなかどれがいいか決めきれないもの。今回ご紹介する、さまざまな床の素材を使った実例をもとに、お家づくりの参考にしてみましょう!
ベースフロアをモルタルに、少しあがったリビングスペースをフローリングに、素材を変えているスタイルです。モルタルの土間部分は、大きな窓を開放させると庭とつながり、アウトドア気分も楽しめる空間に。
落ち着いたダークトーンの木の色と、マーブルのタイルを組み合わせて上品にまとめたインテリア。タイルがあることで高級感のある雰囲気になります。
心地よい香りが漂いそうな無垢材たっぷりの空間に、暖炉のスペースには石をあしらっています。暖炉のスペースと+吐き出しサッシ部をひと続きの土間とし、外からの出入りがしやすい工夫がなされています。
い草の香りが爽やかな畳の部屋は、日本ならではの床材です。近年はフローリングが多くなりましたが、畳の踏み心地や雰囲気は落ち着くと感じる方も多いのではないでしょうか。
ダークトーンのモルタルの床で仕上げたスタイリッシュなインテリア。内部の黒、白、ステンレスと調和するモダンな空間です。外のようなリビングを目指してデザインされました。
ホワイトで統一したインテリアに、黒い家具を合わせてモノトーンのインテリアでまとめられた空間。床は透明感のある大理石を用いられました。ぐっと高級感のある、気品たっぷりの空間に。
二世帯住宅で、共通に使える地下空間。音楽室であり、日曜大工にも使え、リクリエーションにと多目的に使うことができます。合板で仕上げられた床は丈夫で、重さがあっても大丈夫。気兼ねなく使える便利な素材です。
ジグザグ模様のフローリングは、「ヘリンボーン」スタイルと呼ばれます。光の方向で見え方が変わり、空間のアクセントにもぴったり。少し変わった雰囲気にしたい場合に最適です。
正方形ごとに向きを変えた「パーケット」貼りのフローリング。昔の学校のような、レトロで懐かしさを感じる雰囲気になります。アンティークやヴィンテージの家具との相性も抜群です。
無垢の木は肌触りも良く、温かな雰囲気に。素肌で触れる機会の多い床だからこそ、本物の無垢材はとても人気があります。年月ごとに深みを増し、味わい深くなるのも魅力です。